Staff INTERVIEW from albedo Japan

仕事も子育ても全部糧にする。パパママディレクターに仕事内容を聞いてみた

はじめに

アルビドで活躍するメンバーに、仕事のことからプライベートのことまで根掘り葉掘り聞いちゃう新企画。
今回は子育てとディレクター業務を両立しているお二人にお話を伺いました。
※2021年12月時点の情報です。福利厚生などは変更になる可能性もあるのでご了承ください。

 

 

インタビュイー紹介

インタビューのため出社してもらったのですが、普段はリモートでのお仕事が多いです

Nさん

入社3年目。
PD(Planning&Direction)チーム所属。
お子さんは5歳と3歳。時短で勤務中。

Kさん

入社1年目。
TD(Technical&Direction)チーム所属。
お子さんは11か月。フルタイムで勤務中。

 

「アルビドは提示された中で一番給料が低かったんです(笑)」

それでもアルビドに入社した理由に迫りたいと思います

Q.まずはアルビドに入社されたきっかけを教えてください。

N:
以前の職場では、子どもがいる状態での復帰が難しかったため新しい職場を探していました。最終的にエージェント経由で、いくつか内定を頂きました。
実をいうと、アルビドが一番提示されたお給料が低かったんですよ(笑)

Q.えっ(笑)!それでもアルビドに入社を決めた理由ってなんだったのでしょうか。

N:
一番面接の印象が丁寧で優しい印象を受けたのと、働くママを応援したいから、仕事の仕方など全面的にサポートすると言ってもらえたからですかね。(しがらみや慣習などもなく)合理的な考えを重視しつつ温かみのある会社で、仕事さえしっかりすれば融通が利きそうな印象を受けました。

Q.Kさんはいかがですか?

K:
僕もエージェント経由で入社しました。以前はSESで働いていたので社外の現場に行って常駐することが多かったが、もっと落ち着いて働けるところはないかなと思って探していました。 2つくらい内定を頂いていたのですが、前職で在籍しながら探していたのもあり特に期限を決めずいいところがあれば入ろう、というスタンスでしたね。

Q.SESだと自社サービスに携わるという機会もないですよね。TDチームでは新規事業を進めていますが、この点も入社の上では魅力に感じましたか?

K:
そうですね。今までの経験を活かして新規事業を大きくできるという点はよかったと思います。

 

アルビドはいい意味でITっぽくないかもしれない

Q.今度は入社してから感じた、アルビドのギャップを教えていただけますか?

K:
真っ黒なWebサイトに反して明るい雰囲気だなと(笑)。

ちなみにオフィスも真っ黒です

 

 

Q. たしかにそうですよね(笑)。Webサイトは真っ黒で謎めいた感じがしているのですが、実際はオープンで明るい人ばかりですよね。(ちなみにVIEWあたりでは明るい雰囲気が垣間見えます。)

N:(笑)。
私も、アルビドはIT系の会社だしもっと冷たい人やコミュニケーションを取りづらい人が多いかも…とか、組織体制がガチガチであまり自由にやれないのかもと少し心配していたのですが、実際は全然そんなことがなかったですね。
むしろ、とても配慮してくださっているのをヒシヒシと感じてます!
子供の急な体調不良や、時短勤務、子どもイベントによる有給使用に対して、世間一般では風当たりが強く嫌味などを言われることもあるかなと思っていたのですが全然そんなことがなく、ママさんディレクターにとってはすごくありがたい環境だと思います。

子供からもらうインフルエンザは地獄

Q. なるほど。働く環境ということで、アルビドで嬉しい制度はありますか?

N:
病児保育料、延長保育園料の会社負担などいろいろあるのですが、今の季節だとインフルエンザの予防接種を会社で負担してもらえるのは特にありがたいです。東京だと区によって価格などが違うのですが、家族全員分負担していただけるので4人家族だと2~3万円くらいの節約になっているので本当に助かっています。

Q. 独身で一人暮らしだと予防接種の負担はそんなに嬉しいものでもないなと思っていたのですが、お子さんがいると事情がかなり変わってくるんですね。

N:
そうなんです。子供からもらうインフルなどの病気って本当ヤバいんです(笑)家族全員胃腸炎になったこともありました。

Q. それは恐ろしいですね…。Kさんは入社して半年くらい経ちますが、福利厚生でいいなと思うものはありますか?

K:
英会話のレッスンですかね。自分で受けるとなると結構な値段もするので、定期的に受けられ、習熟度別に指導してもらえるのはありがたいです。

どんなポジションでも、お客さんが求めるものは何か?という視点を持っていてほしい

某プロフェッショナルの番組に出てきそうな構図

 

Q. お二人の普段の仕事内容を教えてください。

N:
企画&提案から制作進行・運用のディレクションを行っています。 現在は、主に制作進行と運用ディレクションを担当させて頂いています。

K:
Nさんと同じような仕事内容なのですが、僕らのチームはTechnicalを冠しているのもあり、PDチームと比べてシステムの比重が高い案件を担当することが多いです。アプリやWebシステムですね。

Q. ふむふむ。それではお二人がいるチームがどんなチームになってほしいですか?

N:
PDは各案件に1人担当として入ってプロジェクトを回していくので、意外と横のつながりというものはないんですよね。私も含めチーム内で「皆でなにかやってみたいね!」という話はしています。

K:
今のTDは、 PDと比べてお客さんの前に直接出ることがあまりなく、プロジェクトチームの中で裏方に徹することが多いんですよね。 だけど、お客さんの前にみんなが出られる、そういう視点を持てるようにしたいです。システムだけ・・でなくお客さんが求めるものはなにか?という考えを持ってほしいなと。

 

みんなやる気があって成長したいという人が多いと思う

Q. ありがとうございます。今度はチームとしてでなく個人として、この会社でどう成長したいのか、どんなことをしたいのか教えてください。

N:
最終形態はチームリーダーのAさんを目指しています。特に市場や顧客の分析が優れているので、それができれば何でもできそうだなと。 あと、アルビドはみんなやる気があって成長したいという人が多い印象です。

K:
新規事業を盛り上げたいですね。自分のできること・できないことを理解している年齢なので(笑)、個人的な成長というよりは、会社のプロダクトを成長させることにおいてスキルを伸ばしていきたいです。

全部わかろうとしなくていい

田中もディレクション業務を行っているので先輩方から貴重なお話を聞けて大変光栄でした

 

Q. ここからはお二人の業務外の話とも関わってくる質問をしますね。ディレクション業務ってデザイナーやエンジニアと違って成果物は形があるものではないじゃないですか。そのため、ディレクション業務ってどこまでも時間をかけようと思えばかけられてしまうと思うんです。子育ても忙しい中で、ディレクションで意識していることがあればぜひ教えてください!

N:
中途半端に手伝わないことですかね。以前コーディングを手伝おうとしたのですが、結局作り直しになってしまったんですよ。0から作るより作り直しのほうが手間がかかることが多くて、無意味どころか、かえって手間をかけさせてしまったなと反省しました。
それからは、手伝う必要のないディレクションができるディレクターを目指しています。

K:
僕は「全部をわかろうとしない」ことかな。システムだと特にわからないことだらけだし、仮に知識を詰め込んだとしても、移り変わりが早いので。 それよりも教えてもらえる人を見つけることが大事だと思いますね。

N:
そういう時、どうやって聞けばいいか分からなくなりませんか?なんだか的外れなことを言ってしまいそうで怖いんです。

K:
それは頼まれる側のスタンスにもよるかなと。相手が制作会社なのか、それとも社内の人なのか。社内の人であれば「みんながフロントの目線で考えよう」的な話ができると思うのですが、社外だとそうはいかないので、その辺の見極めは確かに難しいですよね。

N:
直近で担当している案件で感じたのですが、俯瞰する能力が大事だと思いますね。 案件に応じて距離感を調節できるようになれれば最強だと思っています。
今の案件だと、気が付いたらすごく踏み込んでしまっていて、足元も見えないみたいな状態(笑)。それでも、いろんなことを経験できるのがディレクションの仕事のいいところだと思います。

日々の生活のリアルと現実

 

お子さんのことを話しているときはお二人とも心なしかキラキラしているように見えました

 

Q. ここからはどんどん業務外のことを聞いてみたいと思います。まずは1日の生活リズムを聞かせてください。

Q. めっちゃ具体的ですね(笑)!時短勤務だと勤務時間はどのくらいになるのでしょうか?

N:
今は9~16時の間勤務で、その中に1時間の休憩が含まれています。実質6時間勤務になりますね。

Q. フルタイムだと9時間(うち1時間休憩)なので、お子さんと過ごす時間が増えますね!Kさんはいかがですか?

K:
僕もそんな感じですね。子どもが早朝に起きるので基本的に早く寝ます。なので始業時間も早くて、8時~8時半くらいから動くようにしてます。
それで18時くらいから子どもがわちゃわちゃしだすので、いったん離席してから20時くらいに戻ってきて仕事の残りをすることが多いです。こういうことができるのがリモートかつフレックスのいいところだなと。

子育てと仕事。それぞれがそれぞれにいい影響をもたらしている

Q. アルビドもコロナ禍になってから本格的にリモート・フレックスを取り入れるようになりました。お二人はリモートになって生活の変化などはありましたか?

N:
超~~~~~楽ですね(笑)。通勤時間を子どもとの時間に使えるし、休憩中に家事もこなせるし。
あとは、保育園のお迎えの時間など強制力が働くので、「この時間には必ず!」と自分に言い聞かせつつ仕事に取り組めて、かえって効率が上がっている気がします。

Q. たしかにそれはママさんパパさんの強みかもしれませんね!強制力を働かせるのは、自分も取り入れてみたいと思います。
Kさんは前職からリモートだったんですよね。お子さんが生まれてから仕事に変化や影響はありましたか?

K:
子どもは来月で1歳になるので、まだ話せない状態で何を言ってるかわからないんです。それでも何が言いたいのか、必死で考えるんですよ。 なのでたまに相手の意図がわからないやりとりに遭遇しても「まだ言葉を話しているだけマシだ…!」と思えるぶん、心理的ハードルが下がったかもしれません。

N:
あーわかります(笑)。ちなみに2~3歳くらいの舌足らずな喋り方はめちゃくちゃ可愛いです。何言ってるか分からない時もありますけど(笑)。

Q. なんだか想像しただけでほっこりしますね。Nさんも子育てと仕事の経験がつながっているかも…と思ったエピソードはありますか?

N:
家事の段取りがよくなったことですかね。時間をしっかり決めて、できることを把握して実行するようになって、なあなあになる部分が減ったと思います。ゲームみたいな感じですかね。

チャームポイントを聞いたらこの日一番の衝撃を受けました

  

このあと我々はKさんについて衝撃の事実を知ることになる

 

Q. 仕事と生活が相互にいい影響していますね!それではここで話題を変えてみましょう。…お二人のチャームポイントはなんですか?

お二人:
えっ(笑)。

N:
自分でこれだというのを出すのはなかなか難しいですけど(笑)、周りの方に聞いたら広島弁がチャームポイントだと言われました。

K:
僕の場合は声についてほめられることは多いですね。あとはすごいくせっ毛なところですかね。これ地毛なんですよ。

一同:
えーーーーーーーーーーーっっ!!てっきりおしゃれパーマだと思ってました…。

リフレッシュ法、人生で影響を受けたものごとについて

インタビュー中はお菓子を食べつつリラックスした雰囲気で行われました(当社比)

 

 

Q. ――えっと、気を取り直して(笑)、普段のお仕事での疲れやストレスはどうやってリフレッシュしていますか?

N:
スタバやコンビニスイーツなど、スーパーで買うよりちょっとおしゃれで高いものを食べたり見たりで癒されたり、
家事終わらせて残タスク無くなった状態で好きな小説や漫画を読みふけったり、お友達とのランチ・おしゃべりしたりすることですね。

Q. 買わなかったとしても、いいものを見るだけでも癒されますよね…。わかります。Kさんはいかがですか?

K:
よく寝る。

Q. シンプルイズベスト!確かに寝るのが心身ともに最高のリフレッシュかもしれません。
それでは、最後の質問です。最後なので少し真面目な感じでいきます(笑)。 人生で影響を受けた本やエピソードを教えてください!

N:
星新一さんの小説ですかね。型破りな発想で、読むと想像力をかきたてられます。

K:
本じゃないんですけど、タモリさんが後輩たちと遊びに行った時に、彼らを叱ったエピソードが印象的です。「仕事じゃないんだから真面目にやれ!」っていう趣旨だったかな。 興味があるからと言って根詰めすぎずにきちんと遊びを真面目にできる気力を残そう、その方が仕事も効率上がるよね!という風に今の仕事観に強く影響しています。

 

さいごに

お二人のお話を聞いて、仕事とプライベートを両立させるのは結局のところ自分自身の心がけ次第なのだなと改めて感じました。 その代わり、自分のやりたいことや実現したいことに関して相談に乗ってもらえ、一緒に体制を築いていこうという姿勢の会社なんだということも伝わってきました。
タモリさんのエピソードを聞いて、 「遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん 遊ぶ子供の声聞けば わが身さへこそ揺るがるれ」 という歌を思い出しました。仕事、もっというと生きることは遊びにつながっているのかもしれませんね…!よーし、童心に戻って遊ぶぞ!!

…そんな遊び心を持っているアナタ!そうでないアナタも、アルビドでは一緒に働く仲間を募集しています! 詳細はこちらからどうぞ。

【インタビュー・文:田中 大介(Technical & Direction)、写真:ミチル氏(Direction & Creative)】